母乳がいくら頑張っても出ない!悪いのは赤ちゃんでもママでもないから悲観しないでね
ゆんゆ
母乳はいくら頑張っても出ない人は本当に出ない!
悪いのは赤ちゃんでもママでもなく「ただの体質」だから悲観的にならないでね。

「母乳が出ないのは頑張らなかった証拠」とか「哺乳類なんだから母乳が出ない人なんていない」など、ミルク育児をしているママに向けて、心ない言葉を浴びせる人が少なからずいます。

ミルク育児をしているママも最初から完全ミルクで育てようと思っていたママは少なく、できるなら母乳で育てたかったママがほとんどではないでしょうか?

母乳で育てられないことに罪悪感や劣等感を持っているミルク育児のママにとっては、さらに追い討ちをかけてしまう言葉となってしまいます。

この記事では、母乳が出ないことに対して深く傷ついてしまい、育児に自信が持てなくなってしまっているママを応援します。

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「母乳を吸わせれば出る」は迷信!?ミルク育児だって大丈夫だよ

ミルク育児をしていると、「母乳は吸わせれば出る!母乳が出ないのは吸わせなかったママの責任」という人がいます。

確かに、私たち人間は哺乳類ですので、生物学的に言えば「母乳の出ない女性はいない」ということになります。

ホルモンや乳腺の関係で本当に出ない方は全体の2~5%らしいです。 その他の方は正しい方法をとれば母乳のみで育児ができると米国小児科学会の本で読みました。

しかし、母乳の出は産後の環境や赤ちゃんとの相性など状況によっても変わってきます。

産後の環境や赤ちゃんとの相性など状況によっても母乳の出は変わる

初産の場合は、母乳が出にくいママが多いですが、出産後すぐに乳首を咥えさせて赤ちゃんにママの匂いを覚えさせることが大切です。

母子同室の環境ですぐに母乳を吸わせることが大切

産後すぐはまだ母乳は出ませんが、それでも赤ちゃんに吸わせることで母乳を作るホルモンが活性化します。

ミルクを与える期間が長くなってしまうと、赤ちゃんもミルクの味を覚えてしまい、母乳よりもミルクのほうを選んで母乳を嫌がってしまいます。

そうなると、母乳の出をよくしていくのは難しくなってしまうので、まずは出産後に母乳をたくさん吸わせてあげましょう。

経産婦ママは乳首が柔らかくよく伸びて吸いやすい

2人目3人目のママは授乳経験があるので、乳首が柔らかくて赤ちゃんが飲みやすい傾向にあります。

そのため、赤ちゃんも吸いやすく授乳がうまくいくことが多いです。

実際に、私も1人目は母乳を嫌がってしまいミルクで育てましたが、2人目は母乳で育てることができました。

母乳量を増やしたい!今からでも遅くない!?

母乳育児を頑張りたいママも母乳が完全に止まっていないなら、今からでも遅くはありません。

私自身は、赤ちゃんが元気でママが笑顔で居られるなら、母乳でもミルクでも授乳方法なんてどちらでも構わないと思っています。

母乳・ミルクに関わらず愛情をたっぷりと注いであげることで、赤ちゃんは元気にすくすくと育ちます。

しかし、私自身もほとんどミルクで育てた長男の時に感じていたので、「やっぱり少しでも母乳をあげたい」というママの気持ちも痛いほど分かります。

だからこそ、母乳で育てたいと考えるママには後悔のないように頑張ってほしいです。

そして、頑張ってもやっぱり出なかった時には、赤ちゃんのために頑張った自分自身を褒めてあげてほしいのです。

まとめ

「母乳はいくら頑張っても出ないものは出ない」ことについてまとめてきました。

母乳はママだけの努力で出るものではありません。

本当に赤ちゃんとの協同プレーです。

ミルクが大好きな赤ちゃんもママのことを嫌いなわけではありません。

赤ちゃんは、もう無条件にママのことが大好きです。

母乳をあげていないからといって、決してママ失格ではありません。

赤ちゃんのために悩んでいるというだけで、あなたは本当に素晴らしいママです。

どうか自分を責めないで、今しかない赤ちゃんとの時間を楽しんでくださいね。

今しかないお子様との時間が素晴らしいものになりますように。

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