赤ちゃんに初乳をあげられなかった!免疫や栄養の効果は?飲めなかった子はどうなるの?
ゆんゆ
母乳の出が悪くて、初乳さえあげられなかった・・・
いくら母乳の出が悪くても、みんな普通に初乳くらい飲ませてるよね?

出産後、なかなか思うように母乳が出なくて初乳をあげられなかったことを悔やんでいるママは多いのではないでしょうか?

筆者である私も長男を出産した際には母乳がまったく出なくて、初乳があげられたかさえ分からない状態でした。

この記事では、赤ちゃんに初乳をあげられなかったことを心配しているママに、初乳の免疫や栄養の効果、飲めなかった場合はどうなるのかをまとめています。

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初乳は出産後いつまで?免疫や栄養の効果はどのくらいある?

まず初乳とは、「出産後3~5日の間に分泌される半透明で黄色を帯びた濃厚な母乳」のことを指します。

妊娠後半期に乳房を圧迫すると乳頭から滴状になって出てくる半透明で黄色を帯びた濃厚な液で、出産後も3~5日間みられるが、以後6~10日間は白色を帯びた粘り気の少ない移行乳になり、その後は不透明な白色の成乳となる。(以下略)初乳と成乳における成分の違いは、哺乳量の少ない新生児の栄養を維持するためと考えられている。

コトバンク

初乳は量もわずかしか出ませんが、分泌型免疫グロブリンA、ラクトフェリンなどの成分が多く含まれ、新生児の喉や消化器官に免疫力や殺菌力を与えるとされています。

そのため、あまり母乳が出ないママやミルク育児を希望しているママでも「初乳さえ飲ませてあげられていたら大丈夫」とも言われます。

しかし、出産後5日間はまだ母乳が思うように出ない時期でもあり、「初乳さえ飲ませてあげられなかった」と後悔するママも多くいます。

初乳と移行乳、成乳の違い

  • 初乳・・・出産後3〜5日に分泌刺される黄色がかった母乳
  • 成乳・・・出産後6〜10日に乳白色の粘り気の少ない移行乳となり、その後の母乳は成乳と呼ばれる

初乳に含まれるたんぱく質には、栄養補給というより新生児に免疫を与えるという重要なはたらきがあります。

感染から身を守るためにも有効

また、ママがこれまで出会ってきた病原体に対する抗体(つまり免疫機能)となる成分「分泌型免疫グロブリンA(分泌型IgA)」が成乳の約3倍も含まれています

母乳を通してママの免疫成分が乳児の消化管に送られるので、感染から身を守るためにも初乳は赤ちゃんにとって理想的な栄養素です。

母乳がまったく出なかった!初乳はどのくらい飲めばいいの?

初乳は、赤ちゃんが1滴でも飲めていたら大丈夫です。

初乳にはたくさんの栄養が詰まっていますので、少ない量でもしっかりと免疫や栄養の効果を発揮してくれます。

母乳が出ていなくても赤ちゃんにおっぱいを咥えさせてあげていたなら、少しは飲めているはずです。

自信を持ってくださいね。

新生児に母乳を飲ませる量はどのくらい?

一般的に、新生児の1回あたりの哺乳量の目安には、次のような計算式があります。

生後日数×10ml+10ml(ミルクのみの場合)

たとえば、生後1日目なら1回あたり20ml、2日目で30ml、3日目は40mlです。

しかし、これはミルクのみで育てている場合の目安です。

母乳の場合は赤ちゃんが泣いたら、その度に飲ませてあげてください。

新生児の頃は、1日15〜20回くらい飲ませることも珍しくありません。

私も新生児期は下ろしたら泣くのくり返しで、ほとんど抱っこしておっぱいを咥えさせている状態でした。

産後1カ月ほどたてば一度にまとまった量を飲めるようになり、授乳リズムも定まってきます。

授乳の基本は、おっぱいの片方3~5分を目安にして左右両方を1日10回程度吸わせます。

しかし、赤ちゃんがおっぱいを飲みながら寝てしまうことも多く、一日中抱っこしているような感覚になるママも少なくありません。

母乳を飲めているか不安になってしまうママはベビースケールを導入することで安心して母乳育児を続けることができますよ。

初乳があげられなかったママに嬉しい初乳用のプレ粉ミルク

初乳があげられなかったと悩むママに嬉しい初乳用のプレ粉ミルクがあります。

どちらもドイツ産の粉ミルクですが、バイオ農産物法が定めたオーガニック基準をクリアしており、厳しい安全基準の中で作られた安心安全なオーガニック粉ミルクです。

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調乳する水は水道水が基本!ミネラルウォーターには注意が必要

ミルク育児のママはミルクを作るための水にも気を配っているはずですが、赤ちゃんのミルクを作る時は調乳する水にも注意が必要です。

ミネラルが多いものは厳禁、一番手軽で安心して使えるのは水道水です。

ミネラルウォーターでミルクを作ると、その水の成分によってはミネラルの過剰摂取に繋がりかねません。

粉ミルクを作る際には、水道水を沸騰させて殺菌して使用することが大前提です。

ただし、水道水も残留塩素や溶解性鉛、赤さびや雑菌などを含んでいます。

水道水に抵抗がある場合は、ミネラルが少ない軟水のナチュラルウォーターを選びましょう。

最近は、ミルク作りにウォーターサーバーを利用する家庭も増えています。

とても便利なウォーターサーバーですが、赤ちゃんのミルク作りを目的として購入する際には赤ちゃんが飲んでも大丈夫なのかしっかりと確認する必要があります。

赤ちゃんのことを考えるなら、水道直結型のウォーターサーバーがおすすめです。

電気ケトルやボトルウォーマーを導入しても、結局「お湯を沸かす」という行為は必要です。

消化機能が未熟な赤ちゃんにとって、ミネラルが多すぎる水はお腹を壊してしまう原因になってしまいます。

AQUA STYLEは水道水をろ過して作るので、ミネラルが少ないお水だからミルク作りに最適です!

夜中の授乳はいくらボトルウォーマーで時短できても、まだまだ時間がかかると感じてしまうママも多いはず!

そんな時は、ウォーターサーバーに頼ってしまうのもいいかもしれません。

ゆんゆ
沸騰させる手間が省けるから、ミルク作りにかかる時間をもっと短縮できるよ!

赤ちゃんのミルク作りを目的としたウォーターサーバーを選ぶなら、AQUA STYLEがおすすめです。

AQUA STYLEがおすすめの理由
  1. 水道直結だからボトル交換が不要
  2. どれだけ使っても定額料金だから安心
  3. 水道水から作るから赤ちゃんにも安心

まとめ

この記事では、赤ちゃんに初乳をあげられなかったことを心配しているママに、初乳の免疫や栄養の効果、飲めなかった場合はどうなるのかをまとめてきました。

初乳にはとても高い免疫効果があり、赤ちゃんが一滴でも飲んでいればその効果を発揮してくれます。

たとえ母乳が出ていなくても、一生懸命におっぱいを吸わせて頑張ってきたママなら大丈夫です。

帝王切開や未熟児などで、吸わせることができなかった場合も、搾乳してあげられていたら大丈夫ですし、まったく飲ませられなくて心配な方には初乳用のプレ粉ミルクもありますので、どうか安心してくださいね。

今しかない赤ちゃんとの時間が素晴らしいものになりますように。

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