楽してると思われてる?
ミルク育児、めちゃくちゃ大変なんですけどーー!!
この記事では、ミルク育児は楽?楽と言われる理由と楽と言われることに関して悩むママについてまとめています。
ミルク育児ママだって声をあげて主張したい!
「決して楽したいからミルク育児の訳じゃない!」
「できることなら母乳で育てたい!」
「実際は本当に本当に大変なんです!」
ミルク育児ママで、自ら選んでミルクで育ててるママは実は少数です。
ほとんどのママが本当は母乳で育てたかったけど、母乳育児ができなくて仕方なくミルクで育てているんです。
だから、母乳やミルクの話にとっても敏感です。
何も知らないのに、「ミルク育児は楽!」と言われてしまうことに関して傷ついているママは少なくありません。
目次
楽と言われる理由は授乳を代わってもらえるから
ミルク育児が楽と言われる理由に、多いのは授乳を代わってもらいやすいという点です。
母乳育児はママしか授乳することができないけど、ミルク育児はパパや祖父母が赤ちゃんにミルクをあげることができます。
とはいえ、赤ちゃんのお世話は授乳だけではありません!
オムツ替えや着替えにお風呂、離乳食などたくさんあります。
確かに、母乳育児は授乳を代わってもらうことはできないけど、それ以外のお世話は代わってもらうことができます。
ミルク育児も周りに助けてもらえる人がいなければ、代わってもらうことはできません。
要は、「周りに助けてもらえる人がいるかいないか」が大変さを分ける基準になります。
しかし、ミルク育児は「授乳を代わってもらえる」というイメージが強く、母乳育児しかしていないママからすると、楽と感じてしまう部分かもしれません。
また、粉ミルクはお腹にたまりやすいので、赤ちゃんの月齢が低いうちから夜もぐっすり眠ってくれるからという理由もあります。
ミルク育児が楽かどうかはママの気持ちで変わる!
ミルク育児を楽しめるかどうかはママの気持ちで変わってきます。
前述したように、赤ちゃんをミルクで育てているママは「母乳で育てられなかった人」が多いのです。
ミルク育児になってしまったことに対して悩んでいるママが多いのが現状です。
ミルク寄りの混合育児が一番大変です
「できることなら母乳で育てたい」「母乳量を増やしたい」と母乳と並行した混合育児をしている場合、めちゃくちゃ大変です。
赤ちゃんに母乳をあげた後に、またミルクをあげないといけないので、授乳するのに2倍の準備と時間がかかってしまうからです。
また、赤ちゃんが母乳を嫌がったりして飲んでくれないと、ママの精神面からしても辛いですよね。
完全ミルク育児と割り切れるならラクな部分も
私は、長男を4カ月までは混合育児で育てて、4カ月からは完全ミルク育児に移行しています。
私の場合、完全ミルク育児にしてしまった4カ月からはとても楽になりました!
理由は、母乳を嫌がる赤ちゃんと格闘する時間がなくなったからです。
長男は乳頭混乱だったので、おっぱいを見せると大泣きしていまい、それでも無理に授乳するのがお互いとても辛かったです。
「もう母乳は諦めてミルクで育てよう!」と決意した後は、赤ちゃんを必要以上に泣かせることなくお互い笑顔で授乳できました。
気持ちにも余裕ができたので、赤ちゃんのかわいい写真をたくさん撮ったりして育児を楽しむことができました。
【経験者は語る】ミルクvs母乳!大変さで言うならミルクの勝利
私の場合は、長男はミルク育児で次男は母乳育児でした。
2人とも混合育児の期間もあったので、すべての授乳方法を経験しています。
母乳育児が楽と感じた理由はすぐに授乳できるから
「どちらが楽?」この問いに答えるなら、断然母乳育児の方が楽でした。
母乳育児は軌道に乗るまではとても大変です。
頻回授乳をしないといけないので、授乳間隔が1時間も空かないことなんてしょっちゅうあるし、ひどい時は10分でまたおっぱいなんてこともありました。
また、最初は需要と供給のバランスができていないので、赤ちゃんが飲んでくれないと母乳が溜まって乳腺炎になることも!
めちゃくちゃ痛いです!!
母乳育児しか経験がなくて乳腺炎になったことがあるママからするとミルク育児は楽と感じてしまうのはうなづけます。
しかし、母乳育児は軌道に乗ったらめちゃくちゃ楽です。
- いつでもすぐに授乳できる
- 母乳をあげれば泣き止む
- おっぱいを飲みながら勝手に寝てくれる
- ミルク代がかからないので経済的
- 授乳を代わってもらうことができない
- ママが倒れたり、母乳をあげられない時に困る
ミルク育児の最大の悩みは寝かしつけ!卒乳はスムーズ
ミルク育児の最大の悩みは寝かしつけが大変なことです。
母乳育児は添い乳ですぐに寝てくれますが、ミルク育児の場合は抱っこでゆらゆらしながら寝かしつけても、布団に降ろすとまた泣いてしまったりと本当に苦労しました。
また、冬生まれの赤ちゃんの場合、夜間の授乳は本当に大変です。
寒い中で何度も起きてミルクを作るのは地獄でしたね。
私は、保温機能がある水筒にあらかじめ沸騰させたお湯を枕元に準備してたりしていました。
当時ウォーターサーバーがあったら、もっと楽に新鮮なお水でミルク作りができたかなと感じます。
- ママがいなくても授乳を代わってもらえる
- 赤ちゃんがいろんな人と関わることができる
- 月齢が低いうちから夜もぐっすり寝てくれるようになる
- 卒乳がしやすい
- 荷物が多い
- 泣いた時にすぐに授乳できない
- 寝かしつけが大変
- 夜間のミルク作りが大変
ミルク育児を少しでも楽にする方法
夜間授乳を極める!布団から出ないでミルクを作る方法
私の場合は、あらかじめ沸騰させたお湯を保温機能がある水筒に入れて、湯冷ましと哺乳瓶とミルクを枕元に準備してから眠っていました。
準備するミルクは2回分で、使い終わった哺乳瓶は朝にまとめて煮沸消毒していました。
私の場合は、魔法瓶の水筒とケトル、電気ポットでなんとか頑張っていましたが、夜間授乳におすすめなのはボトルウォーマーです。
ボトルウォーマーは赤ちゃんが飲む適温でミルクを保温できるので、2時間以内に授乳できるのなら赤ちゃんが起きる前にミルクを調乳して準備しておくこともできます。
ミルクが適温でいられる時間は短くすぐに冷めてしまいますが、ボトルウォーマーがあれば赤ちゃんが授乳時間に起きなくても適温のまま保温しておけるので、起きたらすぐにあたたかいミルクを飲ませてあげることができます。
外出時の荷物をコンパクトにしよう!授乳グッズをまとめておこう
ミルク育児で大変なのは、外出する時です。
母乳で育てていると、オムツセットだけをカバンに入れておけばとりあえず大丈夫です。
しかし、ミルク育児の場合はそういきません。
ミルクをずっと入れておくわけにはいかないので、毎回準備しなくてはいけないとなると長時間の外出は億劫になってしまいます。
なるべく楽に外出できるようにするには、ミルクセットを常にまとめておくことが大切です。
哺乳瓶が外出用を別に用意して、ミルクも外出用はキューブ型のものを別で用意していました。
あとは、保温できる水筒にお湯を入れて、湯冷まし用の水を持っていくだけです。
【まとめ】ミルク育児を頑張ってるママは素晴らしい!
ミルク育児は楽?楽と言われる理由と楽と言われることに関して悩むママについてまとめてきました。
私もそうでしたが、最初は赤ちゃんに母乳をあげられなかった罪悪感のあまり、楽をしてはいけないと感じてしまっていました。
罪悪感のあまり、自分を責めて追い詰めてしまっているママはとても多い気がします。
でも、楽してもいいんです!!
だって赤ちゃんを無事に出産しただけで、あなたはとっても素晴らしいお母さんなんだから。
今しかない赤ちゃんとの時間が素晴らしいものになりますように。