この記事では、タイプ別のつわり対策について紹介しています。
妊娠がわかって喜びも束の間、すぐにやってくるつらいつわり・・・
「赤ちゃんが元気に育っている証拠」と思っても、どんどん変わっていく自分の身体に気持ちがついていかずに不安な日々を過ごしていることでしょう。
この記事では、吐きつわりと食べつわりの両方を経験した筆者がつわりの種類別対策法をまとめてみました。
つわりには種類があります。自分のつわりの種類を把握して自分にあった対策をして乗り切りましょう!
目次
つわりのタイプは全部で5種類
- 吐きつわり—食べると気持ち悪くなり吐いてしまうつわり
- 食べつわり—お腹がすくと気持ち悪くなるつわり
- においつわり—においに敏感になり気持ち悪くなるつわり
- 眠りつわり—強い眠気に襲われるつわり
- よだれつわり—よだれが大量に出るつわり
つわりのタイプは大きく分けて5種類あります。
「吐きつわり」「食べつわり」「においつわり」「眠りつわり」「よだれつわり」
しかし、5種類といってもすべてがこのタイプとは限りません。
私が次男を妊娠していた時は「吐きつわり+食べつわり」という2つのタイプが合わさったつわりでした!
「気持ち悪いのになかなか吐けない」「吐いてしまってお腹が空くと気持ち悪くなる」といった感じでずっと気持ち悪くて本当につらかったです。
1.吐きつわり対策
食べやすいものを食べる
「吐きつわり」はとにかく吐き気がして、何度も嘔吐してしまいます。
私も長男を妊娠したときは「吐きつわり」で、ひどいときはいっそトイレに住んでしまおうかと思えるくらいずっとトイレから出られなくなるような日もありました。
食べると気持ち悪くなって吐いてしまいますが、それでも何も食べないわけにはいきません。
食べられるときにプリンやヨーグルト・フルーツなど、のどごしが良く食べやすいものを食べましょう!
ミネラルがたくさん摂れる野菜スープや、カロリーメイトなどの栄養補助食品もとても役立ちます。
水分はしっかりと摂る
食べられないときでも、水分は意識してしっかり摂りましょう。
もし起き上がるのもつらいときは横になって氷を舐めるのがおすすめです。
また、いつでも水分が摂れるようにペットボトルを持ち歩きましょう。
「吐きつわり」のつらいところは水さえも吐いてしまうことがあるところです。
水も飲めなくなってしまったら、妊娠悪阻(にんしんおそ)といってつわりよりもさらにひどい脱水症状になってしまうことがあります。
その場合はすぐにかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
2.食べつわり対策
いつでも食べられるものを用意する
「食べつわり」は「吐きつわり」とは逆にお腹がすくと気持ち悪くなってしまいます。
いつでも何か食べられるように、飴やクッキーなどをカバンに入れて持ち歩くことをおすすめします。
とにかく食べ続けてしまい、「吐きつわり」が痩せてしまうのに対して体重が増えすぎてしまうことがあるつわりです。
また、毎日同じものしか受けつけなくなってしまい、栄養バランスが偏ってしまうこともあるでしょう。
食べられるときに食べられるものを食べるのはつわりの基本です。
栄養バランスに気を配るに越したことはありませんが、心身ともに満足できるなら無理に我慢することはありません。
私の友達は、「食べつわり」で無性に塩からいものが食べたくなり、フライドポテトばかり食べていたと話していました。
小分けにして少しずつ食べる
食べ続けて体重が増えるのを防ぐためにも、小分けにして食べましょう。
本来1日3食ですが、1日5食ぐらいになってしまっても大丈夫です!
起きてすぐに食べられるように枕もとに一口サイズのおにぎりなどを置いておくといいですね。
お腹がからっぽになってしまう時間を減らすことで、症状が軽くなることもあります。
3.においつわり対策
常にマスクを持ち歩く
吐き気の引き金になるのはにおいの場合が多く、「においつわり」は誰もが少しは経験するつわりかもしれません。
ご飯の炊けたにおいで気持ち悪くなってしまうのは有名な話ですね。
このにおいに過剰なほどに敏感になってしまう「においつわり」です。
おいしそうな料理のにおい、気に入っていた石けんやシャンプーのにおい、人の体臭や香水など、それまで気にもとめていなかったかすかなにおいにまで反応してしまいます。
出かける際は、少しでも気持ち悪くなるにおいを断ち切れるようにマスクを活用しましょう。
大丈夫なにおいを把握する
「においつわり」の対策として、自分の大丈夫なにおいを把握することが挙げられます。
大丈夫なにおいがあるなら、そのにおいをハンドタオルなどに染み込ませて持ち歩くのがおすすめです。
他のにおいが気になったり、気持ち悪くなったときはハンドタオルで鼻と口もとを塞ぐことで対処できるかもしれません。
4.眠りつわり対策
我慢しないでなるべく休む
吐き気や食欲以外にもずっと眠気がする「眠りつわり」があります。
とにかく1日中眠気と倦怠感に悩まされてしまいます。
休めるのであれば無理をしないでしっかりと休みましょう。
また、急に強い眠気に襲われることも少なくありません。
できる限り車の運転や刃物や火を使う料理は避けるなど、安全面を考慮した対策も必要です。
少しでも眠れる時間をつくる
仕事をしている場合は、周囲の人に理解してもらうためにも妊娠を伝えて負担を軽くしてもらうことも大切です。
また、眠気がひどいときには我慢せずに15分程度でもいいので眠るようにしましょう。
仕事や家事はできるだけ調子のいいときにまとめて行い、できないときは無理せず休むようにしましょう。
5.よだれつわり対策
吐き出せるカップを用意しておく
ちょっと変わったつわりに「よだれつわり」があります。
「よだれつわり」は常に口の中が唾液でいっぱいになり、飲みこむと気持ち悪くなってしまったりします。
唾液を飲みこめないときは、すぐに吐き出せるようにカップなどを手元に置くなど工夫が必要です。
清涼系のミント味などの飴やガムなどを口の中に入れると改善されることもあるので試してみましょう。
清潔なタオルを持ち歩く
出かけるときはすぐによだれを拭けるように、ティッシュやハンドタオルなどを持ち歩くことをおすすめします。
また、唾液は分泌されるのは寝ているときが多いです。
気になって眠れず不眠になってしまったり、寝具が汚れてしまうなどの不快感もあります。
すぐに取り替えられるように、枕もとに取り替用えの大きめのタオルなどを用意しておきましょう。
おすすめのつわり対策グッズ
炭酸飲料
口の中の気持ち悪さを取り除くのにおすすめ!
カロリーメイト
小腹がすいたときにすぐに食べられる常備食に!
アイスボックス
起き上がるのもつらいときの水分補給に!
ゼリー飲料
食べられないときでも身体に入れやすい栄養補給!
蒟蒻畑ゼリー
「食べつわり」の方におすすめしたい持ち運び常備食!
AMOMAマタニティブレンド
まとめ
つわりの種類別に対策法をまとめてみました。
つわりは一般的に6週から始まり、9〜11週にピークを迎えて安定期に入る16週ごろには落ち着いてきます。
とはいっても人それぞれですので、妊娠期間中ずっと気持ち悪さが続く方や、中にはまったくつわりがないという方もいます。
まずは、安定期まで乗り切ることを目指して自分なりの対策をしてみましょう。
妊娠中の体調は日々変わります。
昨日までは大丈夫だったことも、突然今日からダメになったりしてしまいます。
すべてのタイプに言える1番の対策は、「とにかく休むこと!!」です。
お腹の子のためにも無理をしないで、身体をしっかりと休めて元気な赤ちゃんを産んでくださいね。