この記事では、赤ちゃんに優しい生地について書いています。
赤ちゃんのものを選ぶときや手づくりするとき、繊細な赤ちゃんの肌に優しい素材を選んであげたいですよね。
赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、汗をかきやすいのが特徴です。
そのため、生地選びのポイントとして
・肌ざわりがよく保湿性があるもの
・通気性に優れているもの
この条件を満たしている素材が適しています。
この記事では、赤ちゃんに優しい生地と生地選びのポイントについて解説しています。
目次
赤ちゃんに優しい生地は綿100%
赤ちゃんの肌に最も優しい素材
- 吸水性・通気性に優れる
- 柔らかく優しい肌ざわり
- 熱に強くて耐久性がある
- 手頃な値段で種類が豊富
保湿性があり、通気性に優れている素材として、最もあてはまるのが綿(コットン)100%の生地です。
コットンは吸水性に優れており、吸収した水分は外へ発散されるので通気性もよく、衣料品においては1年を通して快適に使うことができます。
また、とても柔らかく肌ざわりがいいのが特徴です。
ザラザラ・チクチクした感じはほとんどなく、赤ちゃんの肌を優しく包み込んでくれます。
丈夫で耐久性もあり、熱をあてても溶けたり軟らかくなったりしにくいので、アイロンがけもしやすく長く使うことができます。
リーズナブルな価格で求めやすく、種類も豊富にあります。
既製品はもちろん、手づくりするときも用途に合わせた生地を選びやすいのが特徴です。
選ぶならオーガニックコットン
オーガニックコットンとは、農薬を一切使わずに育てた綿です。
オーガニック農産物の基準に従って2〜3年以上の間、農薬を使っていない認証機関に認められた農地で、厳格な基準を守って育てられた綿花をさします。
通常のコットン | オーガニックコットン | |
農薬の量 | 全世界で使われる量の約1/4の農薬が使われている | 一切の化学肥料、除草剤、殺虫剤などは使わない |
育て方 | 化学薬剤や肥料で土壌を消毒し改良します。 コットンを育てながら、雑草を駆除する除草剤、コットンの葉に着く虫の駆除に殺虫剤を使います。 | てんとう虫などの益虫を活用したり、虫の嫌いな匂いで害虫を駆除しています。 雑草は手作業で抜き、土の中は微生物が元気に働く、綿花も成長しやすい豊かな環境になっています。 |
収穫方法 | 人工的に葉や茎を早めに枯らし、コットンの綿の品質が下がらないうちに刈り取ります。 その手法として、枯葉剤を散布して効率よく収穫しています。 | 茶摘みと同じで、いい状態のものを目で見て、早摘みから遅摘みまで3〜4段階に分けてひとつずつ丁寧に手摘みで収穫していきます。 手間はかかりますが、無理に綿花を痛めることなく、繊維の自然な柔らかさを保ったまま収穫できます。 |
製品になるまで | 無理やり刈り取られた綿のつぶれた空洞を薬剤で膨らませます。 また、染めやすくするために漂白したり、蛍光剤で仕上げをきれいに見せています。 | 極力、化学処理は行わずに糸までは現地のオーガニックコットン専用のラインで作られます。 その後、日本の工場でオーガニック認証を取得した環境や身体に悪影響のない洗剤を使用して染色せずに自然色を生かしています。 |
赤ちゃんに優しいおすすめ生地
赤ちゃんには、オーガニックコットンの綿で作られた素材を選んであげましょう。
赤ちゃんにおすすめの生地と、それぞれの特徴をまとめています。
- ダブルガーゼ・・・スタイにおすすめ
- フライス・・・肌着におすすめ
- パイル・・・ベビーグッズ、肌着におすすめ
- スムース・・・肌着におすすめ
1.ダブルガーゼ
スタイにおすすめの生地です。ダブルガーゼは生地自体が薄くて軽いため、赤ちゃんの負担になりにくいのが特徴です。
2.フライス
肌着におすすめの生地です。赤ちゃんの肌に直接触れる肌着は、赤ちゃんの肌に負担のないものを選んであげましょう。
伸縮性にも優れているため、着せやすいのも嬉しいです。
3.パイル
タオルのような柔らかく安心感のある肌ざわりが特徴です。
伸縮性がよく、優しい肌ざわりなので、ぬいぐるみやベビー服、肌着にぴったりの生地です。
4.スムース
なめらかな肌ざわりが特徴で、柔らかく肌着におすすめの生地です。
生地が二重になっているため肉厚で、秋から冬の寒い時期にかけても赤ちゃんをしっかり包んでくれます。
赤ちゃんに優しい生地で包んであげよう
赤ちゃんに優しい生地と生地選びのポイントについて解説してきました。
繊細で乾燥しやすい赤ちゃんのために、肌ざわりの優しい生地を選んであげてくださいね。
オーガニックな生地にこだわったベビー服なら、Haruulala(ハルウララ)がおすすめ!
今しかないお子様との時間がすばらしいものになりますように。