この記事では、「同居の姑となるべく関わらない方法」と 「同居によって蓄積されるストレスの解消方法」についてまとめています。
目次
同居の姑となるべく関わらない4つの方法
「姑との同居に疲れてしまった」「ストレスが溜まって気が滅入ってしまう」という声も多く、常に姑の存在を感じられる同居生活をしている嫁は、毎日気を遣ってヘトヘトになってしまいます。
そんな時は少しでも気持ちを癒せるように、なるべく距離を置いて関わりを減らすことをおすすめします。
- 生活する時間を変える
- 家にいる時間を減らす
- 言いたいことは旦那を通す
- 会わない環境を整える
同居のストレスの原因になっているのは、自由がなくプライベートが確保されていないことです。
気が滅入ってしまった時には、物理的に一人になれる時間を作ることや、好きなことをして気持ちを落ち着かせることが大切です。
1. 生活する時間を変える
まずは、姑と生活する時間帯を変えて、なるべく会う回数を減らすようにしましょう。
子どもがいる場合は難しいかもしれませんが、起床、朝食、洗濯、帰宅、夕食、お風呂などの時間をずらして、できるだけ顔を合わせないようにすることでストレスを軽減できます。
朝食や夕食も毎回一緒に食べるのではなく、一緒に食事をする曜日を決めたり、時間をずらしてお互い好きな時間に好きなものを食べることで、姑のお口に合うかなどと余計な気を回す時間を減らすことができます。
2. 家にいる時間を減らす
家の中で顔を合わせる時間を減らすのが難しい場合は、「家以外に自分の居場所を作る」のも一つの手です。
仕事を始めるなど、家にいない時間を作って意識を外に目を向けてみることで、家庭のことで悩む時間も減ります。
また、人と話したり相談することで、気が紛れる場合もあります。
自分で稼ぐことができれば、プチ贅沢をしてストレス解消をすることにも罪悪感がなくなりますのでおすすめです。
3. 言いたいことは夫を通す
嫁姑問題には、夫の態度も大きく関わってきます。
姑との間にトラブルが生じた場合は、不満を直接姑にぶつけるのではなく「言いたいことは夫を通す」ようにしましょう。
嫁が姑に直接的に文句を言ってしまうと、姑との仲がこじれてしまい、ずっと引きずってしまうことにもなりかねません。
今後の生活にも影響が出てしまうので、言いたいことがあっても、その場ではグッと堪えて後から夫に話してもらうなどといった対処が必要になります。
4. 会わない環境を整える
上記の対策をしても、物理的に会う時間を減らすのが難しく、どうしてもストレスが溜まってしまう場合は、別居も視野に入れて会わない環境を整えましょう。
別居が難しい場合は、夫や姑としっかり相談した上でリフォームをして水回りを別々にするといった対処法もあります。
水まわりが別々になるだけでも、嫁にとってのストレスは大幅に軽減されます。
同居でも生活は別にして、必要な時にだけ関わることでお互いに良い関係を築くことができます。
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ストレスを溜めないためにできること
ストレスが溜まって限界を感じている時は、自分の精神面のケアを優先しましょう。
「無理をしないで休む」「リフレッシュする時間を作る」など、自分の心に耳を傾けてリセットする時間を作ることが、今後も円満に暮らしていくカギになります。
適度に悩みや愚痴を吐き出す
悩みを相談できたり、愚痴を吐き出せる人に話すことはストレス解消に効果的です。
一人で溜め込んでしまうと、ストレスがさらに大きくなってしまうので、たまには友達とランチに行って愚痴を吐き出すなど、普段から悩みを相談できる相手を作っておきましょう。
また、一人で趣味を満喫したり、気の合う友達と楽しく過ごせる時間を定期的に取ることで、溜め込んでしまったストレスが爆発するのを防ぐことができます。
夫に味方になってもらう
前述しましたが、嫁姑問題には夫の態度も大きく関わってきます。
夫が味方になってくれるかどうかで、今後の生活や居心地の良さなどは随分と変わってきます。
夫としっかりと話し合い、姑との関係と取り持ってもらえるようにしましょう。
姑に言いにくいことを伝えてほしいと夫に頼んでも取り合ってくれなかったりすると、嫁のストレスはさらに大きくなってしまいます。
また、姑と夫の仲が良すぎたり、姑が過度に夫の面倒を見たがるなど、親子ふたりの関係性に悩む嫁もいるようなので、あらかじめ夫が味方になってくれるかを確認しておくことも大切です。
いい嫁になろうと頑張らない
姑が嫁を「大事な息子を奪った」と敵視していると、あらゆる場面で姑から嫁への当たりが強くなってしまいます。
特に「子離れ」ができていない姑は、息子のこととなると感情的になりやすいようで、嫁はなにかとイライラしてしまいます。
そんな時は、いい嫁になろうと頑張りすぎないことも大切です。
完璧な嫁は、姑の嫉妬心を増長させてしまうことがあります。
適度に手を抜き、姑の言動にイライラした時でも、言葉や態度に出さず無用な争いをしないのが無難かもしれません。
できるなら別居を考える
それでもうまくいかない時は、やはり姑との別居を考えることが必要となります。
相談する順番や姑に同居解消を切り出すタイミングも考えながら、焦らずじっくり準備を進めましょう。
ここでも、同居解消のカギとなるのが「夫が味方になってくれるかどうか」です。
夫が同居解消に理解があるなら強引にでも別居に進めることができますが、夫が賛同してくれない場合は道のりは険しくなってしまいます。
まずは、自分の状況を把握し、整理してから夫に同居を解消したい意思を伝えましょう。
別居まで行かずとも、新たに離れを作るなどリフォームをすることで、費用を抑えて自分の時間を確保することができるようになります。
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姑と同居しながらの子育ては大変!?
姑と同居しながらの子育ては嫁にとっては、とても大変です。
まず、「嫁は姑の言葉に意見しづらい」というのが前提としてあります。
自分の子育てをしたい場合は、姑に自分の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。
育児に過剰に口を出される
姑は子育ての先輩である立場から、つい嫁の子育てに口を挟みたくなってしまうのでしょう。
ましてや姑にとっては可愛い孫ですので、アドバイスのつもりの口出しが過剰になってしまうことも多々あります。
また、今は姑の時代とは子育てに対する考え方も変わってきています。
参考になる点は受け入れつつ、母親である自分の意見も主張して、角を立てないように適度に聞き流すテクニックを身につけておくことも大切です。
なんでも姑がしゃしゃり出てきて役割を奪われたような気持ちになったり、教育方針が合わなかったり、過度に甘やかす姿にイライラしたりと、さまざまなことに悩まされてることになってしまいます。
思い通りの育児ができない
同じ家で生活していると、子どもがおばあちゃん子になってしまい、ずっと姑のところに入り浸ったまま帰ってこないという悩みも聞かれます。
知らないうちにおやつをたくさん食べてしまっていたり、子どものために怒っていても「かわいそう」と言われて、自分の思い通りの育児ができないことも。
別の部屋にいても、「姑が来るかも」と気持ちが落ち着かず、だらしない姿を見せられないと気を張って「自分の家なのにくつろげない」とストレスを感じる嫁も多いようです。
姑と同居しながら子育てするメリット
姑と同居しながら子育てすることで、得られるメリットもあります。
一番のメリットとしては、子どもが病気をした時や、自分が病気をした時に助けになってくれることです。
子どもの面倒を見てもらえる
姑と同居じゃない場合や、近くに親族がいない場合は、子どもが病気で保育園や幼稚園、学校を休ませた時は自分も仕事を休まないといけません。
そんな時でも、姑と同居の場合は子どもの容態が安定しているなら仕事を休まずにお願いすることもできます。
まだ病み上がりで学校に行かせるのは少し心配という場合も、家で様子を見てもらうことができます。
また、自分が病気でつらい時も子どもの面倒をお願いすることができたり、子どもを連れていきにくい場所でも、姑に預けて用事を済ませることもできます。
困った時に相談できる
育児に悩んだ時や、困った時は相談することができます。
また、一緒に住んでいたら、子どもの誕生日や晴れの日にお祝いを頂けたりと、金銭面でも援助してもらえることが多くなります。
私の場合は実家は離れていたので、実母からは年に数回帰った時に子どもにお小遣いをもらうくらいでしたが、姑からの金銭的な援助は大きく、助かっていました。
金銭面だけでなく、困った時はすぐに頼めるので、安心感はあります。
また、毎日見ているので、子どもの様子を分かってくれているのも良かったです。
まとめ
同居の姑となるべく関わらない方法と、ストレスの解消方法についてまとめてきました。
自分だけのスペース、自分だけの時間を作ることを大切に、自分が姑から離れて安らげる場所を確保しておきましょう。
ストレスが溜まってしまうと、つい夫に当たりたくなってしまいますが、姑は夫にとっては大事は母親ですから、単なる悪口になってしまわないように注意してください。
別居が叶った際には、「別居は家族みんなの幸せのため」というスタンスを貫き通すことも大切です。
同居を解消しても、その後の付き合いは続きます。
同居をネガティブな思い出にしてしまっては、姑との関係も夫との関係もギクシャクしてしまいかねません。
別居が難しい場合はリフォームを行い、せめて水まわりだけでも別々にすることで、嫁は大幅にストレスを軽減することができます。
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